世界5大ウイスキーの歴史をザックリ解説

Landscape River Nature Stream  - Jangnyg / Pixabay

ウイスキーの5大産地

アイルランド/アイリッシュ
スコットランド/スコッチ
アメリカ/アメリカンウイスキー
カナダ/カナディアンウイスキー
日本/ジャパニーズウイスキー

今回は5大ウイスキーの歴史をざっくり解説していきます。
↓こちらも参考にどうぞ↓
ウイスキーって何?製法と基礎知識をサクッと解説

大体の流れは、、

  • 12世紀頃には穀物由来の蒸留酒が存在していた。
  • 17~18世紀には熟成効果によるウイスキーが造られていた。
  • 19~20世紀にかけて世界各地に技術が伝わり、それぞれに造り始め発展していく。

こんなとこでしょうか

アイリッシュウイスキー

綴りの違い

ウイスキーの表記は2種類あります

『Whiskey』『Whisky』

『e』が入るか入らなかの違いです、
スコッチ、カナディアン、ジャパニーズはWhisky
アイリッシュ、アメリカンはWhiskey

古い呼び名で『ウシュクベーハー』と呼ばれていましたが
18世紀〜19世紀に『ウイスキー』と呼ばれるようになりました。

『e』の有無はあいまいで、どちらが正統だとか、早いという決まりはないです。

歴史

アイリッシュウイスキーはいつから作られていたのか?
実は明確な結論は分かっていません。
ただ歴史を辿っていくとこの頃ではないのか?という推測ができます。

12世紀頃アイルランドに進行したイングランド王ヘンリー2世。
現地の人々がウイスキーらしきものを飲んでいる、とあるがこれは原典が不明の為難しいです。

“定説は1494年のスコットランド王室財務の記録が有力とされています。”
※ちなみに500年後の1994年に僕が生まれました。すいません余談でした。

6世紀頃にはアイルランドにウイスキーが存在していた、
という説もあるんですがそもそもこの頃にはウイスキー定義が無いです。
『穀物を発酵させ蒸留した』だけなら紀元前にも存在していたという文献もちらほらあります。

確かなのはウイスキーの前身となるものは造られていたという事。
何より大昔のことなので諸説ありが多いです、僕はロマンの感じる説を信じます。

スコッチウイスキー

歴史

アイルランド同様歴史は古く、現代ではウイスキーを代表する産地です。
蒸留技術が伝わったのは紀元前563年と言われています、実際にウイスキー造りが伝わったのは12世紀頃。
現代の蒸留技術の原型が完成したのは9世紀、
ヨーロッパに伝わりジンの前身となるスピリッツができたのも11世紀イタリアの修道院という記録があります。
となると『穀物由来の蒸留酒』がどこで発展してもおかしく無い状態、12世紀に存在していたのは有力ですね。

上記でも記述しましたが、
“定説は1494年のスコットランド王室財務の記録が有力とされています。”

熟成について

18世紀初頭、スコットランドがイングランドに併合されグレートブリテン王国が誕生。
スコッチに税金をかけ、業者は激怒。
摘発を逃れる為、樽に詰めたウイスキーを長期間隠し、
再び飲んでみると荒々しさが消えまろやかになった。というのが一説にあります。

スペインやポルトガルなども樽による熟成の効果への知見は理ありました。
長期の航海中に熟成され船の揺れによる振動でまろやかになった、という説もあります。

アメリカンウイスキー

歴史

17世紀初頭に渡ったアイルランドやスコットランドの移民がライ麦を使用し造り始めた。
その後も階級、宗教、文化の違う移民たちがゾクゾクと入植。
そして1776年アメリカ独立宣言、後にジョージワシントンが初代大統領に就任。

またもやスコットランド同様、ウイスキーに課税をかけられ農民は激怒し暴動を起こす。
『ウイスキー戦争』とまで呼ばれる大きな蜂起となった。

課税を逃れる為、当時外国だったケンタッキー、テネシーへ移り住む事となり
トウモロコシを原料としたウイスキーが造られるようになった。

カナディアンウイスキー

歴史

16世紀にフランスが入植しているので、この頃に蒸留技術はあったのでは無いかと推測ができます。
後にイギリスの領土となるのでウイスキーの表記はWhiskyです。
17世紀初頭ビール醸造所に蒸留機も併設されていたので、穀物由来の蒸留酒は存在していた。
本格的なウイスキー造りは、アメリカ独立宣言後、
独立に反対の一部のイギリス系の移民がカナダへ移住しライ麦や小麦を使用したウイスキーを造り始める。

1920年アメリカの禁酒法時代、
カナダは輸出輸入を禁止しなかった為、大量のウイスキー製造、密輸をしカナディアンは発展していった。

ジャパニーズウイスキー

歴史

日本にウイスキーが伝わったのは1853年のペリー来航が定説です。
明治以降は輸入品が多く、洋酒に砂糖や香料を加えたイミテーションウイスキー(混成)といわれる、
ウイスキーとはかけ離れたものが造られるようになる。

本格的なウイスキー造りは1924年、大阪、山崎の地で蒸留。
1929年『サントリーウイスキー』通称白札を販売。

その後も次々とウイスキー製造する業者が増えていくこととなり現在に至ります。

現在では国内でもウイスキーの蒸留所が増えてきています、
地元の水や環境を生かした作り手の思いの詰まったウイスキー、
そして全て国産のオールジャパニーズウイスキーの誕生も楽しみですね。


5大ウイスキー以外にもインドや台湾、アフリカ、オセアニア、北欧などでもウイスキーが造られています。
これからどんなウイスキーが誕生するのか注目ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

『バーを開きたい』という目標ができ、会話力、身だしなみ、語学を学ぶ為日々取り組んでいます。 4年半バーで働き、現在はアパレル販売員です。 自分が独立するまでの道のりや、学んだ知識、経験を発信していきます。 よろしくお願いします^^