アルコールの入っていない一般的な飲料は幼少期から飲めますが、
お酒は20年の縛りプレイ解禁後の特殊アイテムです。
20歳になって初めて飲めるようになるという事は、赤子同然です。
肉体的に飲めるようになっただけで、
飲み方を知らないとトラブルの原因になりかねません。
学校で教わることも無いので正直誰に教わったらいいのか分からないですよね。
チュートリアル無しと有りでは全然違います。
大体のパターンが自分より先に経験している人から教えてもらうことが多いと思います。
先輩、上司、両親など、、
僕は初めてお酒を口にした時、知人に教えてもらいました。
当然プロではないので多少の間違えはあります。
その教えてくれた人も間違っていたとしたら、
飲み方を知らない赤子が量産されるだけです。
包丁の使い方を知らないで包丁を使うと
人を傷つけることも可能だし、自分も傷付けられます。
方法を知っていればとても便利なものです。
お酒も同じことが言えます。
いやお酒に限らず全てのものに通じることです。
今回は飲み方についてご提案させていただきます。
お酒を飲まない方も飲む方も、
お酒に対する知識と飲み方を知ってて損はないと思います。
何を飲んでいるかを把握、飲める量を把握する
お酒の種類はとても多く、
20歳から飲めるようになっても何が何だか分かりませんよね。
まずは自分が何のお酒を飲んでいるのか把握しましょう。
作り方の違いによる分類、大きく分けて3つ
醸造酒
ビール、ワイン、日本酒など、度数は基本的には低いです。
ビール5~10度、ワイン、日本酒は15度前後といったところです。
↓詳しくはこちらを参考に↓
醸造酒って何?発酵?何それ
蒸留酒※スピリッツ
ウイスキー、ブランデー、焼酎、ジン、ウォッカ、テキーラ、ラム
醸造酒に比べて度数は高いです。焼酎以外40度前後です。
↓詳しくはこちらを参考に↓
じょ、蒸留って何?蒸留酒?わっかんね。ザックリ解説
混成酒
リキュール、薬草酒、ヴェルモット
日本で飲まれるのはリキュールがほとんどだと思います。
大体20度前後です、物にもよりますが40度のリキュールもあります。
※スピリッツはお酒の世界では蒸留酒全般を意味します。
例)スピリッツ ウイスキー
スピリッツが苗字 ウイスキーが名前をイメージしていただけると分かりやすいと思います。
僕自身の経験も含め、お客様に聞いた意見をまとめると
自分は醸造酒と相性がいいなとか、蒸留酒のほうが次の日、体が楽など。
種類が分かってくると、ワインは飲めるけどビールが苦手。
ウイスキーは飲めるけど日本酒が苦手など。
原料によっても相性はあります。
ビール、ウイスキーは穀物 ワイン、ブランデーは果実。
100人いたら100通りの相性があるという事ですね。
自分の体と相性のいいお酒を飲むことをお勧めします。
飲める量を把握
自分の限界がMAX10だとして、1のお酒を飲み続けたら8で止めるのが賢明でしょう。
また2のお酒や3のお酒を飲む場合はMAXの10を超えないようにしましょう。
これができるようになれば、自分をコントロールできるようになります。
自制心があれば感情をコントールできるようになり、
トラブルの原因ともなりえる怒りの感情を抑制するアンガーマネジメントが可能となります。
お酒を正しく飲めば健康的に楽しめます。
ただ適量を超えると意思と欲望のバランスをとる為の理性が失われ、
日常生活で溜まっているものが暴走するケースがあります。
お酒で失敗した経験のある方でしたら心当たりあると思います、、
失敗は誰にでもあります、その失敗を生かし次に生かすことができれば次のステップへ進めます。
客観的に自分を見る
客観的に見る、察する
想像してくだい。
あなたは映画館へ行き、スクリーン映し出されるのは自分。飲みの席、会食しているシーン。
映画やドラマでは綺麗に映し出されますが現実世界ではどうでしょうか?
何が言いたいか客観的に見るという事です。
例として僕の普段から意識している方法をご紹介します。
【テーブルミニマリスト】
食事をしているときテーブルの上はゴチャゴチャしていませんか?
食べかけのお皿、あと一つだけ残っていて誰も手を付けない皿。
飲みかけのグラスがちらほら、食べかす、
汚れたおしぼり、灰皿に入っていない散らばった灰。
テーブルの上はミニマムに必要なものだけを、
客観的に見て綺麗に見えますよ。
もちろんSNS用の写真も映える事間違いなしです。
日本人特有のひとつ残し、
国によっても文化が違うので一概には言えませんが
僕の基準に反するので『トドメ刺して良いですか?』と伺い
皿を空け下げてもらいます。
テーブルが小さく、皿だらけになっていると、
手の動きが多くなり、グラスもぶつける確率がかなり上がります。
食事用の皿、自分が飲むグラス、テーブル上はこれだけで十分です。
まぁ毎回ここまで徹底的にやる必要はないですけどね、、笑
やるとすれば関係性が構築できている人間と、大人数だと難しいです。
よって少人数か独りという状態になってしまいます。
強制するのは嫌なので楽しく食べ、飲めればOKです。
【声のボリューム】
これはバーに言える事ですね。
バーと言っても種類はたくさんあります。
カジュアル、ダーツ、パブリック、スポーツ、
ダイニング、オーセンティック、最近ではアミューズメントバーもあります。
バーは基本的に静かなお店が多いです、なぜか?
大人数ではなく少数で来る方が多いからです。
なので必然的に大人数のお店に比べて静かと言えます。
一般的な会話は60デシベルです。犬が吠える鳴き声、80デシベルです。
声の大きくなる原因としては、
話が聞こえないから大きくする!これが連鎖していきとても賑やかな環境がうまれます。
犬が1匹ではなく、何匹も吠えまくっている状態での会話は困難ですよね。
何が言いたいか、大人数のお店で静かなのは活気もないし不気味です。
少人数のお店、特に雰囲気を壊すようなボリュームでの会話をするとき、
是非客観的に見てみてください。
お店の雰囲気を察しその雰囲気に合わせて楽しむ事が出来れば綺麗ですよね。
自分達だけの環境ではなく、
他の方もいるのでそれぞれがお店に来た目的があります。
この察することができるようになれば、
普段の生活で役立たせることができると思います。
仕事や人間関係でのコミュニケーションにおける会話の上達や
察しで相手が何を求めているのかを、
あらゆる要素を割り出しいつでも対応できる状態にできます。
強制ではありません、ただ客観的に見る、察するを意識すれば綺麗に見える=大人に見える、
信頼が持てる、好感が持てる、余裕があるなどのプラスの要素しかありません。
自然体でバランス良くです。行動し続け失敗を生かすことが次につながります。
まとめ
何を飲んでいるのか、相性がいいお酒を把握。
自分の限界を知る、もしくは杯数をあらかじめ決めておく。
客観的に見て、察することを意識です。
子供は大人の背中を見て育ちます。
お酒を楽しむうえで最低限の基礎知識は押さえておきたいですね。
お酒が何なのか分かっていても、
コントロールするのは難しいです。
偉そうに解説してきましたが、
僕はお酒で記憶をよく無くしてしまいます。
ただ取説を知っていると知っていないとでは全然違うと言い切れます。
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