美味しいの探究【触覚編】

人間の五感の1つ『触覚』について

触れることで物体の形などを認識する能力
他にも温度、痛覚など、、
口当たり、食感、歯応え、喉越し、触り心地

味覚とどんな関わりがあるのか探求していきます。

・人間が最初に味わうのは『手』?

確かに考えてみれば人間がカトラリーを使い始めたのはつい最近の出来事、
実際個々に使用されたのは少なくとも18世紀頃、
13世紀頃にも存在はしていたようですが上流階級や特権的な人達が使用していました。
また『指は神様が与えてくれた優れた道具』という宗教観もあったからだとされます。

となると、手で食べていた時期の方がよっぽど長いですよね。

ハンバーガー、サンドイッチ、ホットドック、おにぎり
いわゆる手で食べるフィンガーフードが美味しく感じるのは
『手』で食べていた本能的な要素が含まれているからかもしれません。

スピリチュアルな感じですが、
もしそうだとしてもそうじゃなくても話のネタにはなりそうですね。

・触覚で味覚が変化する?

カトラリー、皿、グラスの重さで食べ物、
飲み物は味に全く影響しないと言われていますが、
多少の影響はあると思います。

五感で刺激を感じ、脳に情報を送り、
脳が処理して気付かぬうちに口の中の食べ物と関連付けます。

人は行動する前に脳内でイメージ、シュミレーション、デザインします。
そして行動し刺激を受けて記憶を再生する仕組みとなっています。

触れるという刺激に視点を当ててみます。
BARで場合ゲストが直接触り、口に触れるものはグラスが多いですね。
となるとグラスの重さ、口当たり、触り心地、温度、液体の喉越し、粘度で
触覚、触感に刺激を与えることができそうですね。

・触覚、触感を心的イメージで伝える方法。

誰かの脳内に触覚、触感を作りだすには、
メカニズムや刺激による影響を知っておく必要がありそうです。

主観的な体験を言葉で伝えるのは
『擬音』が伝えやすいとされます。
※専門用語でオノマトペって言います、なんか可愛いですね。

ザラザラ、ガリガリ、ゴツゴツ、プチプチ

擬音なのにどんな触感なのかイメージしやすいし、
人の共通認識のブレがあまり無く精度が良い便利な言葉ですね。

僕の主観だと
シュワシュワのカクテル:軽そう、でサッパリしてそう、喉越しがありそう
トロトロのカクテル:ちょっと重そう、甘いイメージ、粘度がありそう

ゲストの脳内で出来上がるカクテルと
僕の脳内のカクテルのマッチング率は上がりそうですね。

・刺激精度の高さ

1番影響を受けるのは幼少期です。
生まれて間もなく『接触』して現実を知ります。

ですが母親との身体的接触が少なった子供はストレス耐性が低く、
周囲の環境に対して敏感になります。

触れ合う環境が少ないと、
感覚を研ぎ澄ませる時間が長くなり敏感になってしまいます。

ただ触らせれば良いとうわけではなく、
生まれて最初に触れた触り心地、感触、安心感が記憶され、
本能的にある特定の触り心地を好む傾向があるようです。

つまり、人によって精度や感覚は違うし
そういう傾向がある人もいるよって事ですね。
当然のことを言いましたが仕組みは理解できました。

・触れ方によって違う感じ方刺激や認識。

撫でる:テクスチャ感

押し込む:硬軟感

手を当てる:冷温感

持ち上げる:重量感

包み込む:体積感

輪郭を撫でる:造形感

グラスの触り心地、硬さ、冷たさ、重さ、大きさ、形。
口へ運ぶまで脳内シュミレーション、
唇や舌で感じる刺激、液体の情報を脳がまとめあげて報告。

不自然に意識させ過ぎず、
人の無意識に刺激させるのがポイントですね。


以上です。
触覚も美味しいに関連した数多くある要因のひとつ、
人の無意識や触覚を刺激する魅力的なデザインの考案とか面白そうですね。

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『バーを開きたい』という目標ができ、会話力、身だしなみ、語学を学ぶ為日々取り組んでいます。 4年半バーで働き、現在はアパレル販売員です。 自分が独立するまでの道のりや、学んだ知識、経験を発信していきます。 よろしくお願いします^^