『LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる』 オンライントークイベントに参加した感想と考察。

11月9日(火)19:00ズームにて開催。

引用元として
『LISTEN』 
著者:ケイト・マーフィー
監訳:篠田 真貴子

【BOOK LAB TALK #10】
主催:BOOK LAB TOKYO

監訳されたエール株式会社取締役
篠田 真貴子さん

株式会社Looper/タレンティオ代表取締役
佐野 一機さん

エピソードを軸にお二人にお話を伺うイベント。

『聴く』を発動するとどうなる?

質問、閃き、整理、気付き、発見、関係性の深まり、時間のクオリティ、発信側のパフォーマンスUP、開示しやすくなる。
問題解決能力UP、相手がクリエイティブな人であれば、クリエイティビティ能力を拡張できる。

などなど色々な効果があります。

僕が考えていたテーマでもあったので頷ける部分も多く気付きや発見を得ることができました。

その中でも聴くことで相手を理解する、これって大事なことだなと思いました。

話を聴かない人ってなんで話を聴かないの?

合理的な考えとして『あの人はおバカちゃんだから通じない』

これでは理解を深めることはできない、その態度や姿勢はそうならざるを得なくてピエロを演じている可能性がある。

きっと自分では気づけない事に相手は気付いていて、そもそも自分が気付けない部分を補っている可能性がある。
根本的な問題の原因は自分にある可能性がある。
それを解決するには相手の話を聴いて理解する必要がある。

佐野さんが仰っていた「相手を理解することでイマジネーションが生まれる、ということはサービスに繋がる」という考え。

もう本当にその通りだなと思いました。

職場で業務だけのコミュニケーションは良いパフォーマンスに繋がりづらい、一緒に働くメンバーの背景や目的、人柄や理念を理解するだけで一気に職場の雰囲気は良くなりパフォーマンスも上がる。

スタッフ同士で適度な雑談、ボディランゲージの読み取り力が職場の良い雰囲気になり、結果としてお客様にも伝わりお客様満足度が上がると僕は考えています。

※余談
実際にそいった条件が揃う職場環境って難しいと思います、なので職場って結婚と似ている部分はあるのかなと思います。

この職場だ!と決めてずっと向き合っていくのか、ある程度色々経験をして識別できるようになってから向き合っていくのか?

お互いの不満がある状態・余裕がない状態で生み出した『価値』

この『価値』は将来的にどういった効果をもたらすんでしょうか?一時的な価値消化はあると思いますが、『見えない何か』の蓄積が将来的に影響してくるんじゃないかと考えています。
具体的には申し訳ないですが僕も正直わからないです。

自分の適正に合う職場を選び、モチベーションも達成感も持続できて相性が良くない人がいてもそれ以上に楽しさが勝つ環境が、自分にとっても良いしメンバーにとってもお客様にとっても良い。
理想論かもしれませんが新しい働き方が出始めている中、人が1番時間投下するであろう自分の適性のある職場についてこういった考えはあってもいいのかなと思います。

良い雰囲気作りを自分からして行ける姿勢の示し方と継続力があれば周りが感化していく可能性もあります。
ただ無理に他者をコントロールするみたいな考えは無く、あくまで自分の為!結果は後からついてくるといった感覚です。

『聴く』ってシンドイ。

聴くことは大事、もちろんそれは自明。

自分の経験上、バーテンダーという職についていたので聴くことを理解しようとしていましたし、聴く技術も磨いてきました。

僕なりに言語化して大事だなと思っていたことは、肯定と共感です。

ですが、このトークイベントでは肯定と共感は別にしなくてもいいという考えでした。

『自分がしんどくなるし、疲れてしまう』

確かに!と思いました。大事なことではあるけど毎回毎回だと大変だよって解釈しました。

聴く技術を磨いていく方が大事、
そして『受け入れ』という考えではなく『相手視点の景色を見る』といった考えの方が柔軟。
伝え方
評価基準

『聴く力』これが全てだと解釈してしまっては危険。

イメージ 
「痩せるぞ!筋肉つけるぞ!が入り混じり。タンパク質取れば良いんだな?じゃあサラダチキンしか喰わねぇ!」といった栄養の偏りみたいな感覚です。

聴くことも大事だし、伝えることも大事。バランスですね。

思い返せば仕事で聴くことは苦痛ではないんですが、プライベートでは全く人の話聴いていないですね。

聴くぞ!というときだけ聴いてはいますが、ほとんど聴いていないです。

相手の目を見て聴くだったり、頷きや質問、聴く姿勢なども確かに大事。

『聴く上級者は黙っているところも含めてコミュニケーションと礼儀を理解し、自然と態度で示している。』

と佐野さんが発言。

これって思い返せば僕が出会ってきた『聴く』ことができる人にバキバキに当てはまるなと思いました。

明るさのゴリ押しでもなく、暗い印象もなく、物静かに良いタイミングで自分の心の距離感やリズムに合わせて聴いてくれる。

イメージ
自分が楽器を演奏していて必要な時手拍子してくれたり、セッションしてくれたりといった感覚です。

よりサービスしたいという気持ちになったり、時間のクオリティが爆あがり。
何より気持ちが良いです。

ビジネスやプライベートなど必要な場面で切り替えられるようにしていこうと思います、、、。

質問してみた!

体力消耗しない聴く技術の話がありましたが、消耗した場合の回復方法はありますか?

と質問してみました。

先に答えたのは佐野さん
「シンプルに考えすぎず、風呂入って飯食って寝る、好きなことをやる」

次に篠田さん
特にこれ!っていうのはないけど、、
「紙に書く。言語化して整理する」

佐野さんもいつも紙に書いているとのことでした。
自分の感情が動いた場面、筆がなぜ止まったのか?などなど、、

2人共通していたのは『書く』でした。
『7つの習慣』×『ゼロ秒思考』の著者/赤羽雄二さんによる7saron主催オンライントークイベントに参加したまとめと感想。
やはり書く事って、消化できるし発見できるし、自己認識・分析もできて最強だなと改めて感じました。

聴く・伝える・書く この技術を磨いていけばコミュニケーションがもっと楽しくなりそうですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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