テキーラの原料アガヴェについてサクッと解説

Agave Tequila Mexico Guadalajara  - photobella / Pixabay

テキーラとは(Tequila)、、、

テキーラとはアガヴェと呼ばれるリュウゼツランの仲間を原料としたメキシコ原産の蒸留酒。
元々はみんなメスカルと呼ばれていた。メスカルは兄弟みたいなもんです。

こちらで詳細に解説しています。
テキーラって何?

今回はテキーラ、メスカルの原料『アガヴェ』について解説していきます。

※専門用語を使用します、バーテンダー初心者にオススメです。

語源

テキーラの語源

『切ることのできる場所』『作業場』の意味を持つ。
火山の熱によってできた黒曜石が取れる場所、
火山の名前がテキーラとなり町の名前になり、飲み物の名前となった。
さらに深堀すると、一説によれば火山の麓にティクイラ族が住んでいたことが由来される。

メスカルの語源

アステカ人の使うナワトル語『メトル(アガヴェ)』と『イスコア(火)』の造語
古い呼び名はメスカルワイン、ヴィノメスカル。

アガヴェの語源

アガヴェの語源はギリシャ神話に出てくるアガウエー。
スウェーデンの植物学者カール・リンネはマゲイ
『高貴、輝かしい、見事な』の意の『アガヴェ』と名付けた。

アガヴェの生態

アガヴェ属の起源は1000万年前とされている。
ブドウは果実、大麦麦芽は穀物、サトウキビは草、
どれも共通しているのは1年後には収穫ができると言うこと。

だがアガヴェはそうはいかない、7〜40年の寿命がある事が発見。
100年後に花が咲くことから『センチュリープラント』と呼ばれるようになった。
100年は言い過ぎだけど、長寿なのは確か。

テキーラに使用するアガヴェは比較的早く育つが、それでも最低7年
アガヴェの仲間はカリブ海にの島々に生育しているが、
約200種類のうち半分はメキシコが原産。

アメリカ大陸に繋ぐ陸地屈強な気候と環境に順応して進化した『奇跡の植物』
山岳地帯で標高が高く、乾燥していて雨量が少ない寒暖差の激しい環境で育つ。
日本でもイフエロス(子株)を持ってきて、
育てることはできるみたいだが1年後には枯れてしまうそうです。

アガヴェの肉厚な葉の内側には虫を寄せ付けない
刺激性の化学物質を含んだ液体があります。
時期を迎えたら一気に花茎が育ち結実し、枯れていきます。

通常の植物は光合成、気孔から取り入れた空気中の二酸化炭素と根から吸収した水分で、
体内の葉緑素と太陽エレルギーで炭水化物(糖分)を作る。

アガヴェは日中に気候を閉じ、太陽エネルギーを蓄積。
CAM経路と呼ばれるプロセスで夜の間にリンゴ酢を作り蓄えこれを糖分に変える働きをします。

とても繁殖生が高く、他の植物と交わらないように純血さを管理しなくてはなりません。
株分けをして他の品種が混合しないようにします。
糖度が高まり、花茎がムクムクと育つのですが種子に糖分が持ってかれるので、
茎を切り落とし球茎に糖分がいくようにします。
この切り落としのことを「去勢」と言います。

そのほかにも葉の先端に糖分が集まりやすいので、
葉先を切り落とす「バルベオ」という作業もあります。
とにかく収穫するまで「ピニャ(球茎)」に糖分を集めます。

5、6年だと約30kg甘さがシャープ、7、8年だと50kg標準的
、10年だと100kg級のものもありますミルキーでクリーミーです。

日本では静岡県、伊豆のシャボテン動物園でアガヴェを見ることができます。
https://izushaboten.com/saboten/house_mexico.html
先日観察してきました。
アガヴェ観察 in 伊豆シャボテン公園

大阪の咲やこの花館
https://www.sakuyakonohana.jp/news/9868/

長崎のバイオパーク
http://www.biopark.co.jp/

他にも見れる場所があれば教えていただきたいです。
※アガヴェは厳密にいうとサボテンではありません、
多肉性植物に似ていることから例えでサボテン使用されることがあります。

仲間でいうとアロエです。

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