【お知らせ】
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
突然ですがお知らせがあります。
2020年12月30日で、勤めていたBARを退職しました。
自分の意思で決めました。
ここからは退職までの
3つの経緯と今年の目標をお伝えします。
その①語学
2019年5月末、1年半勤めていたBARを退職し
2029年6月別のBARで正社員として雇っていただくことになりました。
当時、僕のプランは有名店への就職or海外へ語学留学。
お店に直談判し何度か断られ、今回断られたら諦めて海外へ行こう、
そう思いお店に直談判しに行きました。
当然断られ、海外へ行くことを決め準備をしていると、
お店から『やっぱりどうだ?』と連絡がありました。
揺れました。
有名店への就職、海外へ語学留学。
結局、お店に雇っていただくことになったんですが、
時間が経つにつれて海外への思いはデカくなってきました。
そこで気付きます。
(前のBARで自信をもってやっていたことは間違いじゃなかったんだ。
いや、自分を信じきれてなかったんだ。これは僕が本当に望んでいた事なのか?
これでいいの?これって保身?有名店で勤めることへの保身?いや違うよな
自分のやっていたサービスの確認作業だよな、
有名店へ勤める事で何かが変わる訳じゃないだろ、
自分が行動しないと変わらないだろ、
期待してくれた人に顔向けできるの?いいのこれで?
気が付かないうちに天狗になってたんだな、慢心してたんだな、バーテンダー以前に人として未熟だな)
自問自答を繰り返しました。
そして留学を決意。
それまでの間、
バーテンダーのお酒に関する知識面を強化しておこうと思い、いくつか資格をとりました。
半年が経過し2020年2月末、オーナーに2020年5月いっぱいで退職し、
その後アメリカへ語学留学する事を伝えます。
もちろん驚かれ、指摘もありました。
今までお店に勤めた方が10年は勤めるという事が続き、
それがいつの間にか固定観念になっていたようです。
入社して1年も経たずに辞めてしまうのは、
オーナーの中で否定された感覚だったと思います。
そして今まで勤めてきた歴代の大先輩バーテンダーさんにも
期待してくれたお客様にも顔向けできません。
このお店に勤めていたと名乗るなんて烏滸がましいです。
自分を信じ切れなかった故に生まれたトラブルです。
何を言われても仕方がないです。
自分からお店に入りたいと願い雇ってもらった身でありながら、
本当にワガママで勝手ですが時間をかけて
理由、根拠、思いを説明しなんとか了解を得て、
宣言通り5月いっぱいで退職し9月にアメリカへ渡る事に。
語学を学びたい理由はシンプル。
英語を話せればもっと色んな人とコミュケーションが取れるからです。
日本で学ぶ事も可能ですが、僕は究極のめんどくさがり屋です。
極限の環境でやっと行動します。現地でないとダメなんです。
使用言語の通じる環境は僕にとって甘えでしかありません。
もっと追い込まなければ、、、
ですが思うようにはいきません。
covid-19ウイルスによるパンデミックを言い訳にするつもりはありませんが
海外への進出は厳しくなります。
退職は9月いっぱいまで延び、お店の都合もあり最終的に12月いっぱいまでに。
その間、もう1つのプランを立ち上げていました。
その②経済的自立
2020年の4月に、(退職できたとして、海外へ行けるのは厳しそうだな)と感じ
これから行き着くであろう共通する問題『資金面』を解決しようと行動しました。
自己投資、技術面、知識、研鑽、大会への出場、自分磨きを効率よく行うのには
やはり『マネー』が必要でした。
(やっぱ、しっかりと『マネー』がなんなのか知っておかないとな)
そう思い。
マネーリテラシーを学べる中立した専門学校に入学し、
働きながら密かに勉強(自分磨き)していました。
学校へ直接通うこともできたのですが、
外出は厳しくなりオンラインでの本格的な授業を受けることになります。
この問題は、いずれ触れていたので勉強するつもりでいました。
昼間のアルバイトを辞め、バーテンダー協会を辞め、
可能な限り時間を捻出し
手探り状態で進んでるか進んでないか分からないぐらいのスピードで行動してきました。
そんな中、ふと自分が今まで見てきた中で苦しかった事が思い浮かびました。
親族同士の揉め事、自分の好きな人同士の揉め事、友人が諦めてしまった夢、
そこには共通して『マネー』が絡んでいました。
そうか、言葉だけじゃなんとでも言えるもんな、
守りたいもの守るには圧倒的な力が必要なんだな、、
これを大々的に言ってしまうのも、違うな、
隠し事をするつもりもないけどいちいち言うのもめんどくさい。
人に頼り、聞いてしまえば効率的ですが、
僕の性質上究極のめんどくさがり屋なので、
極限状態の環境でなければ行動できません。
なので何を考えているか分からない、と良く言われます。
シュミレーションを何度か行い、結果たどり着く行動をしているだけです。
それが良いか悪いかは自分で確かめる。
でなければ人に聞かれた時、説明できないから。
学生時代学年最下位赤点を取る為に生まれてきたような僕でも
夢を追える事の証明、
守りたいものを守れるようになる証明、
言葉だけではなく、行動で示せる証明
自分の決めた道で挑戦していきます。
期待はしないでください、評判も良くない方が気ままにできます。
(ハイすいません、ちょっとでも逃げれる保険かけました)
その③精神的自立、強化
生まれて26年が経ちました。
色んな人と出会ってきました。
疑いようのない善人もいれば、超冷酷な人もいます(はい、僕ですスイマセン)
まだまだ世界には色んな人がいます、
バーテンダーになる上で僕なりのゲストに合わせたサービスがしたい。
過剰なサービスはするつもりありません、距離を縮めるつもりもありません。
冷たいと思われるかもしれませんが、
仲良くなりすぎて大声で騒ぎすぎ注意できない関係を構築する気も無く
見た目だけで判断せず、誰にでも納得いくサービスをしたいだけです。
サービスは常連様でも新規のお客様でも自分の納得いく記憶に残るサービスをする事です。
僕を好きでいてくれるのはとてもありがたいですが、
BARという環境を好きになってもらいたい、心の拠り所になってもらいたい、お酒を美味しく、会話を楽しく。
そして納得いくサービスをするには、学ばなければなりません。
より色んな方と出会い、会話をしてその人の歴史を知る、許されるならその人の『痛み』も知りたいです。
その人の生き様、痛み、生への執着を知ることで、
サービスの新しい発見ができるのではないかと仮説を立てました。
人の心に触れようとしています、
生半可な精神力では帰って負荷をかけてしまう可能性が十分あります。
自分の精神的な自立、強化をすることで人の話を聞けるようになります。
僕はあくまで話を聞く根本的な解決をするだけです。
ザックリまとめると3つの経緯。
- 語学
- 経済的な自立
- 精神的な自立
これが今年の目標でもあります、
そしてこの目標を本格的に行動に移すには
バーテンダーという枠から1度出る事が必要だと感じ結果的に退職をしました。
退職を聞いた方に何をするの?と心配の声もあり
長々と説明もできず、『生きます』としか言えませんでした。
直接声でお伝えしたかったですが、
退職するというのも僕の独断でマスターにしか話していませんでした。
誰かに聞かれたらお伝えする感じでした。
お伝えしなかった理由は退職日、僕にスポットライトが当たってしまうからです。
細かく言うと
僕を知らない新規のゲストが来店した時、店内は通常とは違う環境になっています。
そんな時サービスは低下しやすい状態になります、
結果的に新規ゲストに対して僕は納得のいくサービスができず、
常連様へも納得のいくサービスができなくなってしまいます。
そんなの言い訳になりません。
もちろん好意は本当に嬉しいです、
幼少期から顔色伺いながら育ってきたので本当に心苦しくなります。
そういったサービスは僕にとっては望んでいないサービスです。
まだ経験が浅いから言えていることかもしれません。
後になって気づくかもしれません。
もうお気づきでしょうが、変人で冷たい人間です。
だからこそ、疑いようのない善人をサポートすることが出来ます、
自分と同じ危険人物に寄り添い理解を深めます。
直でサービスし直でフィードバックを得れるのは快感です。
一度この快感を覚えたら、元の場所に戻りたくなります。
色々脱線してしまいましたが、
以上が退職するまでの経緯と今年の目標です。
長々と貴重な時間を奪ってしまいすいませんでした。
真面目で堅苦しい話をしてしまいすいません。
またいつか、再会できることを願っています。
ご覧頂きありがとうございました。
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